人工光合成プロジェクト
事業の概要
二酸化炭素と水を原料に太陽エネルギーでプラスチック原料等基幹化学品を製造する革新的触媒の開発やプロセス基盤の確立等に関する技術開発。
ARPChem(人工光合成化学プロセス技術研究組合)の目的
太陽光下、
①光触媒による水の分解で水素/酸素を製造し、
②分離膜を用いて水素を安全に分離し、
③合成触媒を用いて水素と二酸化炭素から化学品原料である低級オレフィンを製造する
人工光合成型の化学プロセスを確立し、化石資源からの脱却や資源問題・環境問題の解決を目指す。
「https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101473.html」より
実用化に向けた方向性
①光触媒のエネルギー変換効率の飛躍的向上
②水素/酸素を安全に分離する分離膜技術の確立
③水素と二酸化炭素から低級オレフィンを高選択率で製造する合成触媒を用いたプロセスの確立
→これらの組合せにより、化石資源(ナフサ)由来のオレフィンと同等以下のコストで化学品を製造する
「https://www.youtube.com/watch?v=NHW3-b_c5y0」より