「問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術」
この本に辿り着いたキッカケはもはや思い出せないが…とても多くの気付きを与えてくれた本でした。
リクルートであれば、「あなたはどうしたいの?」という質問が有名で、これは企業理念のひとつに掲げられた「個の尊重」を現場で体現し続けるための質問だそうです。ただ、これらの質問は、それぞれの組織の理念や、根底にある風土と結びついていることで、機能している質問なので、そのまま他の企業で真似をしても上手く機能するとは限らない。自分のチームだからこそ機能する、自分のチームらしい質問の形をみつけましょう…と結んでいます。
- チームの問題はなぜ起きるのか
1-1 ファクトリー型からワークショップ型へ
1-2 ファクトリー型のチームが陥る現代病
1-3 ワークショップ型でチームのポテンシャルを発揮する - 問いかけのメカニズムとルール
2-1 問いかけのメカニズム
2-2 意見を引き出す問いかけの基本定石
2-3 問いかけのサイクルモデル - 問いかけの作法① 見立てる
3-1 観察の簡易チェックリスト
3-2 見立ての精度を高める三角形モデル - 問いかけの作法② 組み立てる
4-1 質問の組み立て方
4-2 質問の精度をあげる「フカボリ」と「ユサブリ」
4-3 複数の質問を組み合わせる - 問いかけの作法③ 投げかける
5-1 注意を引く技術
5-2 レトリック※で質問を引き立てる ※巧みな表現をする技法
5-3 問いかけのアフターフォロー