「短いは正義」
「60字1メッセージ」で結果が出る文章術
【購入したい本④】
最近10冊読んだ本の中で一番良かった本です。
図書館で借りる本は三段飛ばしで読むことが多いですが、この本は隅から隅まで214ページを180分で一気に読みました。
書かれている内容の3割は、無意識のうちに既に取り組んでいました。
なかでも、文章のまとまりを画として捉え、漢字/ひらがな/カタカナの散りばめを考えることを私も意識していました。
残りの7割は、”なるほど!”と思わせる新しい発見が満載で、今日から実践を心掛けています。
いま、スタートアップのピッチプレゼン資料の作り方を勉強していますが、非常に近いテクニックです。
とにかく、読みやすい。
その理由は、この本の文章自体が60字1メッセージを意識して書かれているからだと判りました。
そもそもタイトルが5文字と最短‼
プレゼン資料、メール、営業資料、プレスリリース、企画書、履歴書……
「一文60字、1メッセージ」ですべてうまくいく!
1.短く
・「一文60字以内」を意識する
一文一意
・ワンセンテンス・ワンメッセージにする
・メッセージごとに文章を区切る
・タイトルは「20字以内」
・タイトルづくりの3ステップ
①広げる
②選ぶ
③磨く
・「ていねい沼」に陥らない
①「いただき」→抜きにする
②「していただいてよろしいでしょうか」→「お願いします」に換える
など
・「接続詞」の9割は要らない
2.わかりやすく
・「数字」は伝わる文章の飛び道具
・「数字入りフレーズ」で深く印象に残す
ポイントを絞るなら3
強みを数字に置き換える
・「数字入りコミュニケーション」で早く正確に伝える
テキトーワードを数字に変換する
・数字の「見せ方」3つのコツ
身近な数字で実感させる
数字の切り口や単位を変えて、インパクトを大きくする
3.強く
・漢字/ひらがな/カタカナの組合せによる文の印象
よみやすい文章になる「ひらがな」にしたい言葉リスト
・パッと好印象
文頭の「あ・い・う・え・お」で気持ちを伝える
最後はポジティブで締める
・「タイトル・見出しを強くする10のテクニック」
①言葉を入れ替える
②「てにをは」を抜く
③「べき」で言い切る
④同じ言葉を重ねる
⑤アテンションワードを入れる
⑥オノマトペで表現する
⑦二者択一で問いかける
⑧韻を踏む
⑨反対語ミックスで興味を引く
⑩対句でギャップをつくる